自律神経失調の症状のひとつでもある、神経性胃炎の症状や原因について


スポンサードリンク

神経性胃炎など(自律神経失調症症状)

消化器系の自律神経失調症

お腹
食べ物の消化・吸収・同化・排泄といった一連の消化活動は、そのほとんどが体の自動調節能力によって行われています。人間が意識的にできるのは、何を食べるかを決定すること、そしてかむことと排泄行為だけで、中間の過程は食道-胃-小腸-大腸からなる消化管と、肝臓、すい臓、胆のうなどの内臓の働きで自動的に行われます。その消化器系の調節を主に行っているのが自律神経と、胃腸から放出されるガストリン、セロトニンなどの生理活性物質です。腸には腸神経系という中枢から独立した神経システムがあり、このシステムが消化活動をコントロールしています。しかしながら、脳の影響(情緒)が自律神経を介して消化器に影響します。緊張や不安などのストレスにさらされると、自律神経のバランスが乱れ、腸神経系や生理活性物質のバランスも乱れます。そのため、胃腸の粘膜の防御反応が低下したり、消化管の収縮運動である、蠕動運動が乱れるなどして、様々な失調症状が現れます。

神経性胃炎について

神経性胃炎とは、胃のもたれ、吐き気、ゲップ、痛みなどの症状が強くあるにも関わらず、Ⅹ線撮影や内視鏡検査では粘膜の軽い炎症程度しか認められない疾患で、ストレスが原因と思われる疾患です。この神経性胃炎は、胃下垂の人に比較的よく見られる症状のひとつで、ストレスから自律神経のバランスがくずれ、胃の収縮が急に強まる事により、胃けいれんを起こしたり、逆に蠕動が不活発になって、もたれなどを起こすものと考えられます。

消化性潰瘍について

胃や十二指腸の粘膜がただれてえぐれてしまった状態が潰瘍です。発生した部位によって区別されますが、両方をまとめて消化性潰瘍と呼ぶこともあります。ストレスが引き起こす消化器病の代表的なものといえます。いちばん多い症状はみぞおちのあたりの痛みで、空腹時に痛むのが特徴です。背中の痛み、胸やけ、げっぷのほか、ひどい場合は吐血、下血などの症状を伴うこともあります。再発する場合も多く、繰り返す場合にはピロリ菌という細菌感染も考えられるので、一度専門医に診てもらったほうがよいでしょう。

スポンサードリンク

ページの先頭へ