自律神経失調症には様々な症状があります。このサイトは自律神経失調症の症状チェックや原因など、自律神経失調症の専門サイトです


自律神経失調症症状

自律神経失調症とは

自律神経失調症とは、からだの様々な場所に色々な症状が現れる機能失調の病気になります
自律神経失調症というのは、検査で異常の見られない症状に対する総称として、1960年代に使われ始めた病名です。
それまでは【不定愁訴症候群】などと呼ばれ、病気として認知されていませんでした。

不定愁訴症候群が自律神経系に関係している病気であることが判明し、【自律神経失調症】と病名を改められ定着しました。自律神経失調症は、器質的(臓器や器官にはっきりとした異常がみられる)病気ではないため、自律神経失調症は検査をしてもどこにも異常が認められないという結果になります。

からだのいたる場所に症状が現れるため、自律神経失調症の症状は様々ですが、精神症状も含めればその症状は多岐にわたります。

自律神経失調症の特徴

症状やその程度が異なり、かなり個人差があります

自律神経はあらゆる臓器や器官の働きをコントロールしているため、どの部分にも変調をきたす恐れがあります

自律神経失調症の症状は、体質や生活習慣やストレスなどの要因によって異なります

医学的には機能的な病気で機能失調と認識されています。自律神経失調症は、「検査をしても、その症状を裏づける所見がみいだされず、また器質的病変がないのにさまざまな不定愁訴を訴える状態」と定義づけています。

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自律神経の様々な症状

自律神経のバランスが崩れると、様々な臓器に影響が及ぶことが多ため、自律神経の働きが乱れて起こる自律神経失調症の症状には、
全身から精神、心臓・血管系、呼吸器、消化器、皮膚、生殖器、手足、関節にいたるまで、からだのあらゆるところにいくつもの症状が重なって現れたり、頭痛の次に腹痛といったように、症状が転々と移り変わっていくケースも起こります。
からだの特定の部分に強く症状が現れることもあります。たとえば、胃が弱い人は胃がキリキリ痛くなったり、腸が弱い人は下痢と便秘を繰り返すなどの症状が出やすいといった傾向があります。

頭の症状

片頭痛.頭重感.かゆみ

目の症状

眼球疲労.まぶたのケイレン.ドライアイ.目が開かない

のどの症状

異物感.のどの詰まり

耳の症状

耳づまり.耳鳴り

筋肉の症状

肩こり.腰痛.背中が痛い

消火器の症状

吐き気.便秘.下痢.胃痛.腹部の膨張感

泌尿器の症状

頻尿.残尿感.尿が出にくい

呼吸器系の症状

息切れ.息苦しい.酸欠感

手の症状

手のしびれ.手の冷え.ほてり.感覚障害

全身の症状

だるさ.めまい.微熱.不眠.疲れやすい

足の症状

しびれ.冷え.ほてり.痛み

循環器系の自律神経失調症症状

ストレスなどの強い外的刺激を受けると交感神経が緊張し、本来、副交感神経が働く安静時でも頻脈、高血圧傾向となります。そして副交感神経が交感神経にうまく切り替わらなくなると、姿勢の変化や活動に血管の収縮反応がついていけず、めまいや立ちくらみを起こします。
循環器系のシステムにおいて自律神経のバランスが乱れると、以下のような症状が現れます。

消化器系の自律神経失調症症状

腸神経系という中枢から独立した神経システムが腸にあり、消化活動をコントロールしています。腸に神経システムがあるからといっても、脳の影響を受けるため、情緒の変化は自律神経を介して消化器に影響します。たとえば、緊張や不安などのストレスにさらされると、自律神経のバランスが乱れ、腸神経系や生理活性物質のバランスも乱れます。そのため、胃腸の粘膜の防御反応が低下したり、ぜん動運動が乱れるなどしてさまざまな症状が現れます。

呼吸器系の自律神経失調症症状

呼吸器は自律神経系、運動神経系の両方が関わりあい、無意識にも意識的にも呼吸が行えます。しかしながら、睡眠中をはじめ大半の時間、呼吸をしていることなど意識してい
ませんが、自律神経の働きにより、血中の二酸化炭素がわずかにふえれば、呼吸が活発になったりため息をついたりして、血中の酸素と二酸化炭素は常に一定の範囲に保たれています。しかしながら、ストレスで緊張にさらされたり、疲れが高じたりすると、この自然な切り替えに問題が起こり、さまざまな症状が現れます。

精神・神経系の自律神経失調症症状

ストレスの影響が出やすいのが、精神・神経系のシステムです。忙しいためにそわそわと落ち着かない、あるいは気を張って疲れがたまると、寝つきが悪くなったり、朝早く目が覚めてしまうことが多くなります。また、不安の強い状態や、気持ちが沈んで何事にも意味が見出せないような抑うつ状態も、多くはさまざまなストレスの積み重ねによって起こります。このような症状は、ストレスに対して情緒や睡眠の中枢や自律神経中枢が過剰に反応し、一時的に混乱に陥るために起こると考えられます。

女性ホルモン系の自律神経失調症症状

自律神経失調症にかかる割合は、男性より女性のほうが圧倒的に多いといわれます。それは、女性ホルモンの分泌と関係していると考えられます。ホルモンの分泌を調節している中枢は、脳の中の視床下部というところにあります。ここには自律神経の働きをコントロールしている中枢もあり、お互いに密接なつながりを持っています。ホルモン分泌のバランスが乱れると、その影響が自律神経の中枢にまでおよんで自律神経にも乱れが生じ、さまざまな失調症状が現れるのです。

免疫系の自律神経失調症症状

ストレスは情緒や睡眠の中枢を介して、視床下部のホルモンと自律神経の中枢に影響を与え、免疫系の働きを低下させます。精神的なストレスが大きくなくても、何かの原因で自律神経のバランスがくずれると免疫系の働きも落ちますし、その逆の場合もあります。いずれにしても、免疫系の働きが損なわれると抵抗力の低下、アレルギーや自己免疫反応などが起こり、さまざまな症状が現れます。

筋肉系の自律神経失調症症状

精神的ストレスが原因で、交感神経が過度に緊張することにより筋肉が収縮・緊張し、同時に血管も収縮するために、その部分がうっ血して乳酸などの疲労物質がふえ、コリ、痛みを引き起こす自律神経失調症の症状が筋肉系の自律神経失調症の症状になります。

自律神経失調症は症候名の総称で病名ではありません

自律神経失調症は、心筋梗塞や脳出血などのように単一の病気を表す病名ではなく、自律神経のバランスがくずれ、体のコントロール機能が狂ったためにさまざまな症状が現れた状態を示す総称です。
特定の臓器や器官に集中して症状が現れているときには、たとえば、心臓神経症、過敏性腸症候群といったように、臓器や部位別につけられている特定の症候名が使われることもあります。

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